

「食品ロス」について考えてみましょう。食べ物は残さず、きれいに食べきることが大切です。

給食や家の食事では、自分が食べきれる量をお茶わんにとりましょう。もし食べきれないなと思ったら、最初から「少し減らしてください」とお願いする勇気を持つことも、立派なSDGsの行動ですよ。一生懸命作ってくれた人も、みなさんが「ごちそうさま!」とお皿を空っぽにしてくれたら、とても嬉しい気持ちになります。
家でのお手伝いやお買い物でもできることがあります。すぐ食べるものを買うときは、棚の手前にある商品から取る「てまえどり」を心がけましょう。
また、「賞味期限」と「消費期限」のちがいを知っておくことも大事です。賞味期限は「おいしく食べられる期限」。消費期限は「安全に食べられる期限」です。もし食べきれないものが出たら、冷凍して簡単に捨てない工夫をしましょうね。食べもののムダだけでなく、お金のムダも減らせますよ。
残さず食べることは、実は3つの目標を達成する力になります。

目標2「飢餓をゼロに」
すべての人が十分な栄養を一年中、手に入れられるようにします。
目標12「つくる責任 つかう責任」
食べ物のムダ(食品ロス)を、世界中で半分に減らします。
目標13「気候変動に具体的な対策を」
生ゴミを燃やすときに出る、地球を温めてしまうガス(二酸化炭素など)を減らします。
みんなは世界の食料についてのクイズわかるかな。1〜3の中からこたえをえらぼう。
【第1問】
日本では、1年間にどれくらいの食べ物が、「まだ食べられるのに」捨てられているでしょうか?
1.東京スカイツリーと同じ重さ
2.毎日、大型トラック約1,290台分
3.小学校のプール10個分
【第2問】
実は、食品ロスの約半分は「家庭」から出ています。家での食品ロスを減らすための「お買い物」のコツはどれでしょう?
1.安いからたくさん買っておく
2.お腹がペコペコの時にスーパーに行く
3.冷蔵庫の中を確認してから買いに行く
【第3問】
スーパーや食品を作る会社などで余ってしまったけれど、まだ安全に食べられる食品を集めて、必要な人たちに届ける活動を何と言うでしょう?
1.フードバンク
2.フードロッカー
3.フードマーケット
【第1問の答え】
正解は「2:毎日、大型トラック約1,290台分」です。

日本では1年間に約472万トンの食品ロスが発生しています。これは、国民全員が毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てていることと同じくらいの量になります。
【第2問の答え】
正解は「3:冷蔵庫の中を確認してから買いに行く」です。

家にあるものを確認してから買いに行くことで、同じものを買ってしまうことや、買いすぎを防ぐことができます。お腹がすいている時は、ついつい多く買ってしまいがちなので気をつけましょう。
【第3問の答え】
正解は「1:フードバンク」です。

フードバンクは「食の銀行」という意味です。食べ物を捨てずに、必要としている人や施設に届ける、大切な取り組みです。
【資料参考元】
・消費者庁・農林水産省「最新の食品ロス量(令和4年度推計値)」
・特定非営利活動法人セカンドハーベスト・ジャパン「フードバンク活動について」